白身魚じゃないとダメ?果物は生でいい?よくある疑問に答えます
離乳食の本には「最初は白身魚から」「果物は加熱して」と書かれていることが多いです。実際にどこまで気をつければいいのか、食材ごとに具体的に答えます。
赤身魚は、新鮮なら問題ありません
白身魚から始めるようすすめる本が多いのは、赤身魚のほうが傷みやすいからです。マグロやカツオのような赤身魚には、ヒスチジンというアミノ酸が多く含まれます。魚が古くなると、これがヒスタミンという物質に変わり、食べた人に発疹などの症状が出ることがあります。
アレルギーではなく、鮮度が落ちたことによる反応です。新鮮なものであれば、赤身魚を避ける理由はありません。
脂質が多いという特徴もありますが、カロリーの記事で見たとおり、これは補完食にとってむしろプラスです。カロリーの薄さに悩んでいるなら、脂の多い赤身魚は味方になります。
刺し身を調理するのがおすすめです
骨がなく、新鮮な状態で手に入ります。加熱してほぐすだけで使えるので、扱いやすい食材です。塩の入っていない水煮のツナ缶や、しらすも同じように使いやすい食材です。
果物は、生のほうが鉄の吸収を助けます
果物は加熱するとビタミンCが減ります。鉄の記事で説明したとおり、ビタミンCは鉄の吸収を助ける働きがあるので、生のほうがその効果を活かせます。
ただし、初めて食べる果物は加熱したものから試すほうが安心です。少しでも異常が出たときの原因をしぼりやすくなります。問題なければ、次からはすりおろしなど生の形に移していってください。
ジュースは、果物のかわりになりません
市販の果汁ジュースは食物繊維が抜けています。あくまで嗜好品として考え、果物そのものをすりつぶして使ってください。
パンは、原材料の表示を確認してから
パンで見ておきたいのは3点です。
- はちみつが入っていないか(1歳未満ははちみつを食べさせないでください)
- 食塩の量が多くないか
- まだ試していない乳製品が含まれていないか
市販の食パンは商品によって差があります。原材料表示を見る習慣をつけておくと、パン以外の加工食品でも役立ちます。
味つけは、1日1.5gの食塩が目安
6〜11か月の食塩の目安量は、1日1.5g未満です。この時期はまだ、しっかりした味つけをする段階ではありません。
目分量で調味料を使うより、市販のベビーフードの味を基準にするとわかりやすいです。一度食べてみて、あの濃さを超えないようにする、という感覚で十分です。
出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(食塩相当量の目安量)
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