いま何か月? その時期に確かめること

公開 2026年9月17日

月齢は目安です。次のかたさに進めるかどうかは、月齢ではなく、その子の口の動きで決めます。

それでも、時期ごとに「確かめておきたいこと」はあります。ここでは4つの時期に分けて、確かめることと目安の数字、くわしく書いた記事を並べました。

時期の区切りは、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」に合わせています。同じ月齢でも、食べられるかたさは子どもによって違います。区切りに追いつくために急ぐ必要はありません。進め方の見きわめはかたさと形の記事に書きました。

5〜6か月ごろ:始めるサインと、最初の一口

よく「初期」と呼ばれる時期です。

この時期に確かめることは、次の4つです。

5〜6か月ごろの目安。回数とかたさは厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)、鉄は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」より。
項目目安
食事の回数1日1回
かたさなめらかにすりつぶした状態
足したいカロリーまだ少ない。目安の数字は6か月から(次の時期の表)
0〜5か月は1日0.5mg。6か月からは1日4.5mg

食べない日があっても大丈夫です。母乳やミルクが飲めていれば、その日はそれで足りています。→ 食べてくれないときの記事

7〜8か月ごろ:鉄が足りているかを、一度確かめる

よく「中期」と呼ばれる時期です。

この時期に確かめることは、次の4つです。

7〜8か月ごろの目安。回数・かたさ・ミルクの回数は支援ガイド、足したいカロリーはWHO/PAHO 2003(先進国の値、6〜8か月)、鉄は食事摂取基準(2025年版)より。
項目目安
食事の回数1日2回(WHOの指針は2〜3回)
かたさ舌でつぶせるかたさ
足したいカロリー1日130kcal(母乳を平均的に飲んでいる子)
1日4.5mg
育児用ミルク1日3回程度。母乳は欲しがるだけ

丸のみが気になるときは、なめらかなものに戻すより、口の動きを見てください。→ かたさと形の記事食べてくれないときの記事

作るのが負担なら、市販のベビーフードに足す形が楽です。→ ベビーフードの記事

いつもの食事で、鉄がとれているか計算する

飲む量と食べているものを入れると、1日の鉄が出ます。

必要なカロリーと、足りない分を計算する

月齢を入れると、おかゆやごはんで何g必要かが出ます。

9〜11か月ごろ:回数を増やし、手づかみを止めない

よく「後期」と呼ばれる時期です。

この時期に確かめることは、次の4つです。

9〜11か月ごろの目安。出典は7〜8か月の表と同じ。
項目目安
食事の回数1日3回(WHOの指針は3〜4回、補食1〜2回)
かたさ歯ぐきでつぶせるかたさ
足したいカロリー1日310kcal(母乳を平均的に飲んでいる子)
1日4.5mg
育児用ミルク1日2回程度。母乳は欲しがるだけ

食べる量が日によって違うのはふつうです。見るのは食べた量ではなく、体重です。→ 食べてくれないときの記事

いつもの食事で、鉄がとれているか計算する

ミルクが減ったときの見通しも、一緒に確認できます。

必要なカロリーと、足りない分を計算する

濃さを変えると、量がどれだけ変わるかも試せます。

12〜18か月ごろ:牛乳は飲みものにしてよい。ミルクはやめなくていい

よく「完了期」と呼ばれる時期です。

この時期に確かめることは、次の4つです。

12〜18か月ごろの目安。回数とかたさは支援ガイド、足したいカロリーはWHO/PAHO 2003(先進国の値、12〜23か月)より。
項目目安
食事の回数1日3回+補食1〜2回
かたさ形のあるものをかみつぶす
足したいカロリー1日580kcal(母乳を平均的に飲んでいる子)
鉄の確認ツールは6〜11か月が対象です。1歳からは年齢に合う基準で見直してください

いつまで授乳するかは、その家の事情で決めて構いません。→ 牛乳とミルクの記事WHOガイドラインの解説

必要なカロリーと、足りない分を計算する

12〜23か月にも対応しています。

出典

  1. 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)(時期ごとの回数・かたさ・育児用ミルクの回数、蜂蜜は1歳を過ぎるまで与えないこと)
  2. WHO/PAHO. Guiding principles for complementary feeding of the breastfed child. 2003.(先進国の値として6〜8か月130kcal、9〜11か月310kcal、12〜23か月580kcal。1日の回数)
  3. 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(鉄の推奨量。0〜5か月0.5mg、6〜11か月4.5mg)
  4. 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」2021年1月20日(硬い豆やナッツ類は5歳以下に食べさせない)

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また、ここに書かれている内容は著者個人の見解であり、所属する機関を代表するものではありません。

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